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同じ服のひと 第6話

同じ服のひと①
高村は港で目覚めた

不思議と自分のカメラバックなども

移動していた。

あまり深く考えないタイプの高村は

カメラをとりだし
夜の港を写していた。
『しかし ひとがいないもんだなぁ』

などと思いながら
ちらっと腕時計をみた
『もうすぐ12時じゃないかぁ』

『今日は時間おかしいぞ』
と 思いながらカメラを片手に帰り支度をしていた。

そんなときだった。

ちいさな声で高村は呼ばれた気がして
振り返った。

「高村さん。。」

「あ キミ シャラさんだね
こんな遅くだいじょうぶか?」

「わたし。。」

と いいかけたとき

「こんばんは♪私もまた会いにきちゃったふふ」

「キミ 缶珈琲かっぱらってきちゃだめじゃないか」

「お兄さんに飲ませたかったんだけど
どうやって買うかわからなくて。もってきちゃった いけないのなら
謝るわ。ごめんなさい。」

ペコリとわるびれたようすもなく
今日も赤い靴をはいた少女は高村にまとわりつき
甘えてきた。

そんなやりとりをみていたシャラは
思わずさみしい顔をかくせなかった。

素直に甘えられるあのコがうらやましくて。。

「バカね シャラ!ちょっとどんな人間か見たかったから
マシュリばぁさんにお願いしたわ
そしたらこれたわ(笑)とらないわよ
シャラが大切に思う人間を見に来ただけよ(笑)頑張って(笑)」

「エル。。」

「何 不安そうにー 高村さん この子ね あなたのことがずっと好きだったのよ
ちょっとの間だけでいいらしいから
お話とか遊んだりしてあげてくれないかしら?」

「え それはかまわないが。。俺はキミたちのこと知らない。
急に言われても(--;)」
高村はとまどった。

「とりあえず?私たちには時間がないの
私たちと遊んで?
みんなもくるはずよ
シャラとあなたとダンスパーティーよ
いいでしょ?
シャラはもうすぐもとのマネキンの姿になってしまうけれど

その前にあなたとの思い出を作ってあげようと思ったの

まぁ私のことは興味ないでしょうけれど。
私は港の丘にいる赤い靴をはいた女だわ。
昼間見に来て。
あそこらへんにいるから。

魔法でかわいい人間にしてもらえたの
一夜限りのパーティーは
あちこちから銅像たちや
横浜のマネキンたちがもうすぐくるわ。

あなたと シャラのためのパーティー。。」
「えっ 今から?」

「12時をまわるまでだけどね
私たちは時間がないの
あの子 毎日毎日あなたをおいかけていたのよ
雨の日も今日は傘はお持ちかしらとか?
もう心配で心配で。。そんなシャラの気持ち忘れないでほしくて。
パーティーを計画したの。楽しんで。二人とも。。」

「エル。。いいの? ありがとう!!わたしうれしくて。。」
「じゃ 楽しませてもらおうか。。」

かなりの銅像オブジェたち
マネキンやはたまたぬいぐるみたち
人間が入っていないおおきな着ぐるみたち
中華街あたりのウインドウの竜などのおおきな飾りたちも
生き生きと動いていた。
「さあ!これから シャラと 人間。高村さんの幸せパーティー開催いたします
ひと夜かぎりのふしぎなパーティー
みんなもたくさん踊って!楽しもう!」

ふしぎなふしぎなパーティーが始まりました

どこから音楽が
聞いたことのないふしぎな素晴らしい
音感が流れ それぞれ踊る

そして高村もシャラの手をとった
そしてゆっくりひきよせ
踊りはじめた

「高村さん。。ありがとう。。わたし
幸せです 」

「shara。。」

「わたし。あのビルの2階のマネキンなんです。
わたしあなたを好きになって
ご迷惑かとおもいながら、おいかけてしまいました。。
嫌いですよね こんなマネキン女。。」

「いや 嫌いではない。ただよくわからないが。一緒にいてもいいと思えるぞ。」

「ありがとう。。」 また涙が流れた。
月の光に照らされると
今度はキラキラ光るダイヤモンドがおちてきた。。

「高村さん 記念にこれもおくります。
こないだの金でカメラとかの道具を買ってください。。
わたしにはこんなことしかできなくて。。」
「じゃあ俺はこのダイヤをネックレスと
指輪にして キミにおくるよ約束する」

二人はいい感じと
エルはほほえましげに見ていた。

エル。
横浜の港にいる
赤い靴をはいた女の子でした。。
銅像でたいくつだったから
いろいろ考えたようですね
かわいいコですよ(笑)
そんな中華やかなパーティーは
続いた。。

月の照らす浜辺で
パーティーは楽しく楽しく続いている。

今宵は時間のゆるすまで
パーティーです。

それではみなさんごきげんよう。

あと2話くらい続く予定です(笑)



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コメント

NoTitle

あの社内で噂だったのが
このマネキン―同じ服を着た人だったんですね。
赤い靴の子はお友達かな?
12時までなんて、シンデレラのようです。ヾ(*´∀`*)ノ

その後はまたマネキンに戻ってしまうのでしょうか…(´・ω・`)

2014/08/23 (Sat) 03:49 | Sha-La #41Gd1xPo | URL | 編集
NoTitle

INポイント順では5位ですね~
http://novel.blogmura.com/novel_juvenile/index.html
おめでとうございますヾ(*´∀`*)ノ

あと2話?楽しみにしています。

2014/08/23 (Sat) 04:14 | Sha-La #41Gd1xPo | URL | 編集
Sha La様

そうなんです
マネキンだったんです
マネキンは 人間の高村を好きになってしまった

と いうお話です

Sha La様の 応援のおかげで?

ポチが入ってます(笑)
いつもありがとうございます♪

2014/08/23 (Sat) 15:43 | リラ #- | URL | 編集

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